開院時に最後まで悩んだ事のひとつが待合室のイスなんです。
硬すぎず、柔らかすぎず
高すぎず、低すぎず
例えば、柔らかすぎるイスはギックリ腰の患者様が立ち上がる時辛いです。椅子が低すぎても同じくシンドいです。また、10分以上イスに座ると筋肉が固まり始めますので立ち上がる時アイタタってなります。
時々、依頼が有れば実技指導をしに整骨院を訪れます。私は先ず待合室のイスを見ます。患者様に対する心構えがハッキリわかるからです。以前指導に行った整骨院のイスはパイプ椅子でした。理由を尋ねると経費節約のためだとか。(パイプ椅子が悪いんじゃなく理由がダメ。)
このエピソード、本院に来る実習生には必ず伝えています。
「治療は待合室から始まってるよ」って。
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