9月になっても相変わらず猛暑ですが、セミの鳴き声はほとんど聞こえなくなりました。
早く涼しい秋になって欲しいものです。
患者様から、今流行りの熱中症予防の漢方薬(136番:清暑益気湯)を教えて頂きました。
「コーチから熱中症に効くって、言われたんで飲んでます!」とか。
ん?......使い方、間違っていますよ~!
(私、漢方薬の販売資格も持っているんです。)
清暑益気湯は、口の渇きや火照りなど熱中症になったら飲む漢方薬です。
体を冷やす作用がありますから冷え性の人が飲むと冷えて足がつりやすくなります。
予防のために使うなら「補中益気湯」です。
胃腸の働きを強め、筋肉の張りを高め、
体力増強して熱中症の予防に効果があります。
他にも「十全大補湯」とか候補がありますが、本来は脈や舌の状態を診て適切な漢方薬を選びます。漢方薬もしっかり副作用がありますので安易な服用はお勧めしません!
気になる人は、通院時にいつでも質問してくださいね!
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